服好きなら知っておきたい洋服の素材 ~天然繊維~

服の知識
この記事は約6分で読めます。

天然繊維は人工的に作られたものではない、自然由来の素材を指す。

天然繊維は「植物繊維」「動物繊維」「鉱物繊維」の三つに分類される。

そのうち「鉱物繊維」は石などの鉱物由来の繊維で、代表的なものとして石綿が挙げられる。

石綿は衣料品にはほとんど使用されないため、今回は省略する。

 

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植物繊維

 

 

綿(コットン)

出典:楽天市場

 

日本の衣料の約4割を占めるなど、もっとも衣料に多く用いられる天然素材。

生産地により繊維の長さが異なる。

  1. 短繊維綿
  2. 中繊維綿
  3. 長繊維綿
  4. 超長繊維綿

に分けられ、長いほど上質である。

 

メリット

  • 強くて丈夫
  • 耐熱性・吸水性に優れる。
  • ソフトでサラッとした肌触り
  • 低価格

 

デメリット

  • シワになりやすい
  • 水洗いで縮みやすい
  • 日光に弱い

 

アイテム

  • Tシャツやトレーナー(肌触り・吸汗性)
  • アイテム全般に広く用いられている。

 

製作上では

  • 染めやすい

 

 

麻(リネン)

出典: Cadeau屋

 

春夏の衣料によく用いられる。

通気性・涼しさが一番の特徴。

衣料に用いられる麻「亜麻(アマ)」、その中でもヨーロッパ発祥のリネンは高品質で多くの支持を得ている。

 

メリット

  • 耐久性に優れ、丈夫
  • 吸湿性、撥水性に優れる(菌・ニオイの抑制)
  • 汚れが落ちやすい

 

デメリット

  • 伸縮性がなく、ザラッとした肌触り
  • シワになりやすい
  • 色落ちしやすい

 

アイテム

  • 春夏のシャツ・ジャケット(吸湿性、撥水性に優れる)

 

製作上では

  • 混紡性に優れる

 

 

動物繊維

 

 

毛(ウール)

 

動物の毛全般を今回は「毛(ウール)」とまとめさせていただきます。

(家庭表示品質表示法ではOK、厳密にはウール=羊毛)

秋冬ものの衣料に多く用いられている。

 

共通

メリット

  • 保湿性・保温性に優れる
  • シワになりにくい

 

デメリット

  • 毛玉・虫食いになりやすい
  • 水と熱に弱い
  • 手洗い、もしくはクリーニングに出す必要

 

アイテム

  • コート(保湿性・保温性に優れる)
  • セーター
  • スーツ

 

 

羊毛(ウール)

出典:NunNon

 

衣料に使用される毛の大半を占める。

産地により、肌触り・きめ細かさなど差がある。

中でも、オーストラリアやニュージーランドを産地とするメリノウールが高級ウールとして有名である。

 

メリット

  • 弾力があり、膨らみがある
  • 熱伝導率が低く夏でも涼しい

 

 

カシミヤ

出典:輸入生地ドットコム

 

寒暖差が激しい内陸部の高地(カシミール地方)で飼育されている「カシミヤ山羊」の産毛。

毛質は細く、繊維はきめ細かい。

 

メリット

  • 光沢がある
  • ウールに比べ伸縮性に優れる

 

 

アルパカ

出典:三井毛織

 

アンデス地方の厳しい寒さの環境に耐えるための保温性能。

アルパカはラクダ科のため、のちに紹介するキャメルと似ている。

 

メリット

  • 毛玉ができない
  • ウールやカシミヤを凌ぐ保温性

 

 

モヘア

出典:楽天市場

 

アンゴラ山羊の毛を用いている。

 

メリット

  • 滑らかで美しい光沢感

 

デメリット

  • 毛が抜けやすい
  • 静電気が起きやすい

 

 

 

アンゴラ

出典:テキスタイルモール

 

アンゴラうさぎの毛を用いている。

通常はウール・ナイロンと混紡

 

メリット

  • 毛足が長く、しなやか
  • ウールの7倍の保湿性

 

デメリット

  • 毛玉になりやすい
  • 静電気が起きやすい

 

 

キャメル

出典:FIVEONE

 

フタコブラクダから採れる毛を用いるが、生産量は極めて少なくウールの0.1%強ほどと貴重。

(ヒトコブラクダは毛が太く短く不向き)

砂漠という厳しい環境ゆえの性能を持つ。

繊維が多孔質のため空気を多く含む。

 

メリット

  • シルクのような光沢
  • 保湿性・吸湿性・発散性がウールに比べてかなり高い

(吸湿性はNo.1と言われている。)

 

 

絹(シルク)

出典:雑学ノート

 

日本で唯一生産されている天然繊維。

蚕の繭からとった動物繊維である。

とてもデリケートな素材。

 

メリット

  • 軽くて丈夫
  • 光沢があり、肌触りは良い。
  • 吸水性・保湿性に優れる。

 

デメリット

  • 家庭での洗濯が困難
  • シミになりやすい
  • 摩擦や日光に弱い(変色等)

 

アイテム

  • スーツ、フォーマルアイテム(しなやかで高級感のある風合い)
  • 肌着(吸水性・保湿性に優れる)
  • 和服(光沢・吸水性・保湿性)

 

 

まとめ

 

それぞれの素材にそれぞれの良さがあり、その良さが活きるアイテムに使用される。

服を選ぶ上で生地の知識があれば、より楽しく、より自身の要求にあった選択をすることができる。

 

 

 


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